結婚式のブーケをオーダーしたい!理想のブーケの頼み方のポイント徹底解説!

結婚式の準備を進めて行く中で、こだわりたい部分のひとつといえばウエディングブーケですよね!

ドレスにあった色使いでおしゃれなブーケにしたい!

好きな花をたくさん使いたい!

式が終わっても長くとっておけることを重視したい!

など、人によって重視する部分は異なるところだと思います。

そこで今回は、理想のブーケを持つためのウエディングブーケのオーダー方法について、現役フラワーデザイナーであるレイナがお伝えします。

ぜひ、ブーケをオーダーする際の参考にして見てくださいね!

ブーケの決め方①花材の特徴を知り、何を重視したいか決める

まずは先ほどもお伝えしたように、持ちたいブーケで重視したいポイントを決めます。

それにより、生花で作るのかプリザーブドフラワーで作るのか、アーティフィシャルフラワー で作るのかなど、使う花材にも大きく違いが出て来ます。

それぞれの花材の違いがわからない方も多いと思うので、まずは花材の違いからお伝えします!

花材ごとのメリットデメリットを踏まえた上で、どんなブーケにしたいのかイメージを固めて行きましょう!

生花

その名の通り、よくお花屋さんで売られているような生のお花です。

生のお花だからこそ最もみずみずしく、美しいところが特徴です。

【メリット】

・生だからこその美しさ、みずみずしさがある。

・リアルな質感、香りが楽しめる。

【デメリット】

・最も枯れやすく、特に夏場は管理が難しいので、状況や気温に応じて稀にプロでも制作を断る場合もある。

・花粉や香りが強いものもあるため、食事の場では注意が必要。

・当日〜数日、数週間楽しむのであれば問題はないものの、長期間の保存が難しい。

(自分でドライフラワーに加工したり、業者に頼んでプリザーブドフラワーや押し花に加工してもらうこともできるが、ブーケの費用とは別になるためその分価格も高騰する。)

プリザーブドフラワー

本物のお花に特殊な保存液を吸わせ、枯れない加工をしたもの。

本物なのに数年〜数十年綺麗なまま保存できるのが特徴。

【メリット】

・本物の質感を残しつつ、長期間保管ができる。

・花の咲き具合や向き、アレンジの形などを自由に調節できるため、ベストな形に作ることができる。

・前撮り、披露宴など時間が空いても綺麗なまま使いまわせる。

【デメリット】

・プリザーブドにない花材もあるため、その場合はドライフラワーやアーティフィシャルフラワー を混ぜて作る場合も多い。

・長期間美しいまま飾っておけるので、長い目で見れば生花よりもコスパがいいものの、手間をかけてプリザーブド加工している分、生花より少し価格が高い。

(しかし、ウエディングだと生花が万が一枯れてしまったり状態が悪くなってしまった時のことを考え、フラワーデザイナーが多めに花材を発注しているので、価格の面ではあまり変わらない。)

アーティフィシャルフラワー (アートフラワー)

本物そっくりに作られた、布でできた花(造花)。

本物ではないため枯れない、壊れにくいのも特徴。

【メリット】

・本物そっくりな見た目の上枯れず、壊れる心配もほとんどないので丈夫。

・ずっと飾っておくことができ、お手入れも簡単。

・前撮り、披露宴など時間が空いても綺麗なまま使いまわせる。

【デメリット】

・どんなに本物に近くても造花なので、近くでみると布の感じがわかってしまう。

・本物のみずみずしさや質感、香りがない。

ドライフラワー

本物のお花を乾燥させ、水分を抜いた状態のお花。

【メリット】

・ドライ(乾燥状態)になっているので、そのままの状態で長く楽しむことができる。

・ナチュラル系の雰囲気にはぴったり。

・香りの強いものはドライにしても香りを楽しむことができる。

【デメリット】

・乾燥させているため、パリパリになったり散りやすい。

・みずみずしさがないため、華やかな雰囲気は出しにくい。


以上の特徴を踏まえ、まずは自分が何を重視したくて、どの花材でブーケを作ってもらいたいのかを 決めておくと、ブーケをどこに頼んだらいいかが明確になってきます。

生花がほとんどの式場専属のデザイナーさんだったり、プリザーブドフラワー専門店、オールマイティーに受けているところなど様々です。

式が終わっても残せるブーケがいい!

どんな花材でもいいからとにかくデザインにこだわりたい!

前撮りも当日も同じものを持ちたい!

絶対に生のお花を持ちたい!

など、人によって重要視したい部分は変わってくることと思うので、そういった希望を取り入れてくれそうなお花屋さんやフラワーデザイナーさんにお願いしましょう。

ブーケの決め方②打ち合わせ・デザインを決める

デザイナーさんにお任せしてドレスにあったブーケを作ってもらうと間違いありません。

なぜなら、色だけではなくドレスの形や会場の広さ、参列者やゲストとの距離感などによってもお勧めできるブーケは変わってくるので、きちんとしたデザイナーさんであればその部分も考慮してデザインしてくれるはずです。

しかし、とにかく自分で選んだお気に入りのブーケがいい!という方がほとんどだと思います。

そういった場合は、自分の好みのブーケの写真を実際に見せて、似たような感じで作ることが可能かどうか話し合いを重ねて行きます。

デザイナーさんとの打ち合わせの際に持参するといいものが、ドレスやタキシード姿の写真イメージ資料や会場パンフレットです。

それらを持参することであなたの好みを考慮しつつ、全体のバランスにも合った一点ものをデザインしてくれることでしょう。

逆にどんなブーケにしたいのかなかなか決められないときは、嫌いなものから考えていくこともおすすめです。

「ユリは苦手」「濃い赤は似合わない」などと挙げていき、嫌なものを引いていけば理想に近づいていくはずです。

ブーケの決め方③いつまでに必要か、日時を伝える

前撮りから必要であればその旨を、式当日までに必要な場合はいつ受け渡しをするか、またはどこに配送するかなども細かく決めておきましょう。

生花は前日や当日早朝に作る場合が多いですが、それ以外の花材を使う場合は、前もって作っておいても状態は変わらないので、早めに日時を伝えられると親切です。

ブーケを頼む際は、式から2ヶ月前くらいに打ち合わせをすることが多いので、挙式の15日〜1週間前には最後連絡し、挨拶と最終確認をしておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。

花材の特性を理解して、自分好みのブーケを頼む際の参考になれば幸いです。

一生に一回の晴れ姿、ぜひお気に入りのブーケで素敵な1日をお過ごしください!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です