ウエディングブーケの種類とは?ブーケの形や似合うドレスを徹底解説!

結婚式が決まると、「ドレスにぴったりなウエディングブーケを持ちたい!」と思うのは当然のことですよね!

そこで今回は、現役フラワーデザイナーのレイナが、ブーケの基礎知識についてご紹介します。

ぜひ参考にして、自分にぴったりのウエディングブーケを見つけて見てください!

ブーケの種類と名称について

ひとつにブーケといっても、細かく見ると形やデザインによって様々な名称があります。

そしてその形によっても、似合うウエディングドレスのデザインが変わってくるということがあります。

そのため、ウエディングブーケを決める際は、着たいドレスと合わせて色やデザインを選ぶことをおすすめします!

ラウンドブーケ

丸い形が印象的で、最もベーシックなデザインのラウンドブーケ。

ドーム型で重さも均一なので持ちやすく、どんなドレスにも合わせやすいですが、特に似合うのはボリュームのあるデザインのドレスです。

ばらをメインに同じ種類の花でまとめたり、小花を使っても可愛らしくまとまります!

どんな花でも綺麗に魅せられるラウンドブーケは、形に特別こだわりがないあなたにおすすめのデザインです。

キャスケードブーケ

名前の通り、「滝」のように上から下に向かう流れのありデザインのキャスケードブーケ。

正統派ブーケとされており、トレーンの長い大人っぽいドレスにはぴったりです。

また、下に垂れるようなデザインには、ツルや葉物を使うことが多いのですが、そこに使う植物は、生やプリザーブドのグリーンの場合、強く揺らしたり、ぶつかったりすると比較的ちぎれてしまいやすいので、その部分に関しては、アーティフィシャルのグリーンを取り入れすことをおすすめします!

逆三角形のしなやかなシルエットは、体型をスマートに魅せてくれる効果もあります。

ティアドロップブーケ

ティアドロップとは、涙の雫のような形です。

その雫を逆さまにしたデザインがこのティアドロップブーケです。

キャスケードブーケと少し似ていますが、それよりもふっくらとしていて丸みがあり、可愛らしい印象です。

ゴージャスな印象のオーバルブーケとも似ていますが、ティアドロップブーケの方がまとまりがあり、どんなドレスにも合わせやすいのが特徴です。

クラッチブーケ

新クルに束ねて向きを見せるデザインがクラッチブーケ。

まるで今摘んできたかのようなナチュラルな雰囲気や、花やグリーンの表情を様々な角度から多面的に魅せられるのが特徴です。

小花で短くまとめるとカジュアルで若々しい印象になり、長めで不揃いにすると大人っぽくモード風になります。

ドライフラワーなどをふんだんに使い、ボリュームを出して束ねるデザインも人気です。

ボールブーケ

全面が花で覆われたボール上のアレンジを、リボンなどで吊り下げて持つデザインのボールブーケ。

最近では和装に取り入れるかたも多く、持ちやすく可愛らしい印象です。

花やリボンの組み合わせでオリジナリティが出しやすく、デザインが考えやすいのも魅力です。

また、枯れないアーティフィシャルフラワー を使うことが多いため、前撮りで使ったものを結婚式当日にも使うなど、使い回しができることも人気の理由です。

リースブーケ

花かんむりを連想させるような、輪っか上の土台に花やグリーンをあしらったリースブーケ。

一周全てに草花を飾ることもあれば、一部にだけ花をつけるデザインもあります。

両手で持つ、片手で持つ、腕に引っ掛けて持つなど持ち方も様々なので、写真撮撮影の時など様々なバリエーションを楽しめます。

ナチュラル系やモード系などのデザインと相性ぴったりです。

アームブーケ

カラーなど茎のしっかりとした種類の花を綺麗に見せるタイプのアームブーケ。

クラッチブーケと同じ「タイドブーケ」と呼ばれる種類の一つでもあります。

エレガントでインパクトのあるデザインなので、ふわふわとした優しいデザインよりも、シンプルで張りのある生地のドレスとの相性抜群です!

まとめ

いかがでしたか?

ぜひご自身が着たいドレスに合わせて、ブーケも選んで見てくださいね!

実際にドレスを着てブーケを持って見ると、大きさやデザインなどのイメージがハマりやすく、ドレスとの相性もわかるのでおすすめです。