婚姻届の出し方とは?婚姻届の基本・提出方法マニュアル!

婚約届けを提出したその日がおふたりの結婚記念日!

誰もが初めての経験だと思うので、婚姻届の書き方も出し方もわからないことだらけ・・・

そこで今回は、婚姻届の基礎知識についてご紹介いたします!

ぜひ参考にして、きちんと婚姻届を出せるようにしましょう!

これさえわかれば完璧!婚姻届のキホン!

婚姻届を提出するにあたって、理解しておくべき3つのポイントについてご紹介いたします。

このポイントさえ押さえておけば、基本は完璧です!

手順がわからないままなんとなく動き始めるのではなく、しっかり流れを把握した上で提出しましょう!

婚姻届のキホン①提出するまでの流れを知ろう

1、婚姻届の提出日・提出場所を決める

提出したい日の1ヶ月前には婚姻届を出す準備を始めましょう!

婚姻届を提出した日がおふたりの結婚記念日になります。

付き合った記念日や11月22日の「いい夫婦の日」など、カップルによって様々。

何も考えず出したいタイミングで出した日を結婚記念日とするのもいいですが、せっかくなので思い入れのある日に合わせて提出することもおすすめです!

2、ふたりの戸籍謄本を入手する

戸籍謄本とは、戸籍の記載がそのまま書いてある証明書のことです。

本拠地以外の市役所・区役所に提出する人のみが必要になりますが、準備しておくと安心です!

3、婚姻届に下書きを記入する

間違えずきちんと書けるように、鉛筆やシャープペンシルで下書きをしておきましょう。

4、2人の証人から署名と押印をもらう

両親やきょうだい、友達でも大丈夫なので、署名と押印を押してもらいます。

5、婚姻届を提出しに行く

誤字や脱字、記入漏れがないかをしっかりチェックして、OKであればいよいよ役所に提出です!

婚姻届のキホン②余裕をもって準備しておこう

先ほどご紹介したように、婚姻届はふたりがただ署名をすればいいものではなく、必要な書類があったり、証人の署名・押印も必要なのです!

提出したいギリギリに書くのではなく、余裕をもって準備をしておくことが大切です。

まずは、取り寄せに時間がかかるかもしれない戸籍謄本。

戸籍謄本の発行は、本拠地のある役所のみで、取り寄せの方法は3つあります。

①本人が直接取りに行く

②委任状を書いて代理人に頼む

③郵便で取り寄せる

郵便で取り寄せる場合には、郵便局で定額為替の購入が必要で、手元に届くまでに最大2週間程度かかることもあるので早めに準備しておきましょう。

その際、自分の本拠地がわからないという場合は、本書籍記載の住民票を発行しましょう。

まずは役所へ行き、「本拠地の記載 有」で住民票を申請します。

役所のほか、マイナンバーカードを持っている人は、コンビニでも発行ができる場合もあるので確認して見ましょう!

また、ふたりの他にもそれぞれの証人に署名、押印をもらう必要があります。

証人になってもらう人は、20歳以上の成人の方であれば、誰でも大丈夫!

親やきょうだい、友人など、頼みたい相手には時間に余裕をもってお声がけし、ふたりの結婚を心から祝福してくれる大切な人にお願いしましょう。

婚姻届のキホン③提出当日のイメージをしておこう

・誰が出す?

記念日なので、理想としては夫婦ふたりで出したいもの。

それが難しい場合は夫婦どちらか、または代理人(身分証明書が必要)の提出や郵送でも可能です。

ただし、夫婦双方または一方が提出しない場合は、偽造防止のために後日通知が届きます!

・いつ出す?

提出は一部の出張所を除いて、24時間365日可能!

そのため土日祝日や、夜間も受付が可能なので、忙しいふたりでも好きな時間に提出することができます。

しかし、休日や夜間は宿直の方に預かってもらうため、質問や内容確認をすることはできないので要注意です!

また、時間外受付をしていない出張所もあるので、提出しようと考えている役所には、事前に電話で確認をしておくと安心!

・どこで出す?

本拠地や住所地の役所へ提出することが一般的ですが、実はどこに提出してもOKなんです!

そのため、リゾート婚やハネムーンの行先などの一時的な滞在地での提出も可能。

おふたりの思い出の土地で出して見てはいかがですか?

ただし、不備があった場合修正に時間がかかり、提出日が変わることもあるので注意してください!

・何を出す?

提出する際に必要なものは、まず【婚姻届】

役所へ行けば婚姻届をもらうことができるのでそれを使ってもよし、それ以外にも市販の可愛らしいデザインを購入して提出することもできます!

続いて【ふたりの戸籍謄本】は、先ほどお伝えしたように、本籍地以外に提出する人のみ取り寄せたものが必要になります。

そして【本人確認書類】

【本人確認書類】とは、住所と氏名などが確認できる公的書類のことです。

写真付きのパスポートや免許証、マイナンバーカードなどは1種類で大丈夫ですが、健康保険証など写真が付いていない書類は2種類以上が必要になります。

提出の際に本人確認が必須のため、必ず用意しましょう。

最後に【ふたりの印鑑】は、訂正があった場合に必要になるため、旧制・新姓の印鑑を携帯しておくことがおすすめです!

ちなみに、印鑑はどんなものでもいいわけではなく、スタンプ印やゴム印はNG。

インクを充填(じゅうてん)するタイプのスタンプ印は、時間が経つとインクが薄れたり、印影が変わることもあるので無効になってしまいます。

そのため朱肉を使用する印鑑を用意しましょう!

まとめ

いかがでしたか?

婚姻届の出し方、基本がお分かりいただけましたら幸いです!

結婚が決まり婚姻届を出す際には、ぜひ早め早めの準備をして、希望する提出日にしっかりと提出できるよう前もって準備をしておきましょう。

また、婚姻届は市役所・区役所でもらうことができますが、せっかくなら可愛い用紙を使いたいというあなたは、ネットで簡単に購入することができます!

婚姻届の提出は、一生に一回の経験。

ぜひ提出日がおふたりにとって忘れられない幸せな日になりますように。