花嫁さんの手紙の書き方とは?例文を知ってあなたらしい手紙を完成させよう!

結婚式のクライマックスといえば、花嫁さんの手紙ですよね!

しかし、初めてのことなので、何をどう書けばいいかわからない人がほとんどです。

そこで今回は、きちんとしつつもあなたらしさを盛り込んだ、感動的な文章の書き方・例文についてご紹介いたします!

ぜひ参考にして、一生の宝物になるような手紙を完成させてみてくださいね!

これさえ押さえれば間違いなし!花嫁さんの手紙の書き方3ステップ!

手紙の内容は、3構成で考えると書きやすいです。

初めはあいさつや現在の心境を述べ、次に過去のエピソードを交えつつ両親への感謝の気持ちを伝えます。

書き出し・エピソード・締めの3つの構成についてみていきましょう。

①書き出し

結婚式を迎える「今」の気持ちを、素直にきちんと伝えよう!

手紙を書く上で最初に伝えたいのは、現在の気持ち。

結婚式を迎えることができた喜びや、足を運んでくれたゲストへの感謝の言葉、両親への手紙を読むことに対してひと言断りを述べる人も多いです。

また、なぜ花嫁の手紙を書こうと思ったのか、いきさつや理由などを伝えることもおすすめ。

具体的に伝えることで、その人らしさがにじみます。

【書き出し 例文1】

「本日は、私たちのためにお集まりいただき、本当にありがとうございます。

ここで、少しお時間をいただき両親への感謝の気持ちを伝えることをお許しください。」

【書き出し 例文2】

「一人暮らしを始めてからなんとなく照れくさく、話をしなくなってしまったお父さん、お母さん。

今日は、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。」

【書き出し 例文3】

「お互い意地っ張りで、喧嘩ばかりだった私たち。

今日の日を迎えることができたのは、ふたりをあたたかく見守ってくれた両家の親のおかげだと思っています。」

②エピソード

相手とあなたの大切な「過去」のエピソードで、あなたらしさを込めよう!

手紙には、具体的なエピソードを添えることで、ゲストにも思いが伝わりやすくなります。

そのエピソードによって自分が何を感じたか、何を学んだかをわかりやすく紹介することがポイントです!

ちなみに、エピソードと言っても何を書いたらいいかわからないというあなたは、アルバムを見返したり、家族に話を聞いたり、思い出の場所に行ってみることもおすすめ。

いろいろなエピソードを箇条書きにして書き留め、その中からより印象に残っているものを手紙の中に取り入れてみましょう!

【エピソード 例文1】

「就職で地元を離れ福岡へ行く日、空港で手を握り、「頑張りなさい」と言って送り出してくれたこと、一生忘れません。

あの時、これだけの思いで送り出してもらったのだから、この先どんなことがあっても何があっても自分の力でしっかりと生きて行こうと覚悟を決めることができました。」

【エピソード 例文2】

「高校2年生のころ、デザイン関係の道に進みたいと学校の先生に伝えたところ、デザインは狭き門だと反対されました。

そんな時、お父さんが「デザインの仕事は、愛子に向いている。」と背中を押してくれました。

自分が小さいころ、デザインの仕事をしていたお父さんに憧れを持ったのだと思います。」

【エピソード 例文3】

「バレーボールを始めてからは、毎回試合の応援にきてくれたね。

緊張したし、あの時は応援されることも恥ずかしかったけど、すごく嬉しかったです。

朝練のために早く起きてお弁当を作ってくれたり、新しいシューズを買ってくれたり、部活でいい成績が収められたのも、家族のサポートのおかげです。

本当にありがとう。」

③締め

これからの「未来」に向けての決意をしっかり伝えよう!

手紙の締めくくりは、未来に向けての決意や抱負などを語りましょう。

ここで、新郎の親へのメッセージを入れるのもあり!

最後は明るく、前向きな気持ちで終われる言葉で締めましょう!

【締め 例文1】

「裕太さんのお義父さん、お義母さん。

私のことをあたたかく迎えてくださり、ありがとうございます。

これからはふたりで助け合いながら、笑顔の溢れる幸せな家庭を築いていきます。」

【締め 例文2】

「これからは、翔さんと一緒に幸せな家庭を築き、ママとパパに恩返しをしたいと思います。

今日、ふたりに幸せな花嫁姿を見せることができて本当によかった。

本当に今までありがとう。

そしてこれからもよろしくね。」

【締め 例文3】

「私は今日、お父さん、お母さんのもとを旅立ち、亮さんと新しい一歩を踏み出します。

未熟な部分も多く、歯がゆい気持ちになるかもしれませんが、ふたりで協力してあたたかい家庭を築けるように頑張りますので、どうか私たちを信じて見守ってもらえると嬉しいです。」

まとめ

いかがでしたか?

花嫁の手紙は、どんなことを書くかは早めに決めておき構成を練り、遅くとも1週間から3日前には書き上げておきましょう。

前日にもう一度読み直し、誤字脱字や過不足がないかもしっかりチェックしておくことがおすすめです!